主人公、水上健介はある日繁華街で男に絡まれている少女を助ける。その少女の名は学校の風紀委員でもある矢神雫。かつては同じ学校に通っていた健介の幼馴染みだった。だが今の学校で再開した彼女は、かつての明るい雫の面影も今はなく、人が近づくのを拒むようなどこか陰のある雰囲気をまとうようになっていた。だけどこの出来事をきっかけに再び話すようになった雫が、二人きりの時に見せる素顔は、昔と変わらない優しい少女だと健介は知ることになり、やがて主人公は彼女と付き合うようになっていく。しかしそんな幸せそうな彼女を、普段から何かと対立している、クラスの問題児柄沢は密かに面白くなく思っていた……