甘原健矢は星乃鷲学園第III学部北校の日本史教師である。彼には妹がおり、現在彼女のクラスを担任していた。健矢も妹のことは兄妹以上の感情を抱いていたが、妹――甘原出雲は彼以上に重度なブラコンであり、女子生徒が勉強で判らないところを訊いてくることすら、激しく嫉妬し、出会えば普段のしっかりした姿がウソのように、ところ構わず抱きつき甘えてくる。そんな出雲の行動に徐々に気持ちが抑えられなくなってきた健矢は、これ以上は過ちを犯しかねないと危機感を抱き、1人家を出て一人暮らしを始める。それで関係が落ち着くかと考えていた健矢だったが、出雲は全く諦めず、それどころか以前、たまらずに彼女の下着を盗んでこっそりとオナニーしてしまった事実を突き付けられ、バラされたくなかったら、と強行に関係を迫ってくる。最早、逃げ道が無くなってしまった健矢は、苦悩しながらも妹との禁断の関係を受け入れてしまうのだった。